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厚生年金の加入漏れ企業、国税データで特定

厚生年金の加入漏れを防ぐため、国税庁の徴収データを使って未加入の会社を割り出すための指導がこれから強化されます。（着手は来春予定）

これから会社を立ち上げる方、また、すでに立ち上げているもののまだ加入していない会社は、指導が強化されるからということではありませんが、加入は会社人の義務ですのできちんと加入するようにしてくださいね。

ポイントは年金記録

年金記録で、ひとつの判決が出ました。

時効を理由に遺族年金を5年分しか支給しないと主張した国が敗訴し、残り23年分（約2200万円）を支払うよう求めた女性が勝訴したようです。

要約すると、ご主人の年金手帳を持参して年金記録を照会したのに、社会保険事務所（当時）のずさんな対応で年金記録が見つからなかった。

記録が見つからなかったのは社会保険事務所（当時）の違法な取り扱いが原因であるのに、時効を理由に年金を支払わないのは許されない、ということのようです。

やはり、ポイントは「年金記録」ですね。